Access システム SQL Server Windows

「サポート期限切れが迫る今、次の一手を。」

Microsoft Accessを使用した業務システムは、中小企業において非常に便利なツールとして広く普及しました。しかし、時代の変化とともに、Accessシステムが抱える限界が次第に明らかになっています。特に企業の成長や業務の複雑化に伴い、Accessでは対応しきれない状況が増えています。以下に、Accessシステムが直面する主な課題を整理します。

  • データ量増加に伴う動作遅延

     Microsoft Accessは素晴らしいデータベースソフトウェアですが、データ量が一定以上になると動作が著しく遅くなる場合があります。大量のデータに対応するプログラミングや SQL Serverを併用することでこの問題は解決する場合もありますが、システム開発当初より想定して開発されていなければなりません。 

     

    大量のデータを想定せず開発されている場合、例えば、数万件を超えるデータを扱う場合、検索やレポート生成に多大な時間を要することが増えます。さらに、複数のユーザーが同時にアクセスする環境では、パフォーマンスが低下し、業務の効率を阻害する要因となります。

  • クラッシュの頻発

     Accessは、ネットワークやPC環境に強く依存するため、容量不足やネットワークの不具合、さらには電源トラブルなどによってシステムがクラッシュすることがあります。この結果、業務が一時停止し、最悪の場合データの損失につながることもあります。これらのトラブルは、業務の信頼性を大きく損ないます。

  • バージョンアップのリスク

     AccessやWindowsのバージョンアップが、既存のシステムに予期せぬ問題を引き起こすことがあります。例えば、Accessの古いバージョンで作成されたシステムが最新のWindows環境で動作しなくなることがあり、修正に多額のコストが発生します。以下のように、サポート期限が近づいているバージョンも多く、移行を急ぐ必要性が高まっています。

最近では、AccessからWebシステムへの移行に関するお問い合わせが急増しています。
業務の拡大や働き方の多様化に伴い、クラウド対応やスマートフォンからのアクセスが求められるケースが増えています。

以下にサポート期限をまとめました。
変更などもあり得るため、必ず最新の情報をご覧ください。

Windows バージョン別サポート期限

OSエディションバージョンサポート期限
Windows 10Home と Pro21H22023年6月13日
Windows 10Home と Pro22H22025年10月14日
Windows 10Enterprise21H22024年6月11日
Windows 10Enterprise22H22025年10月14日
Windows 10Enterprise LTSC20192029年1月9日
Windows 10Enterprise LTSC20212027年1月12日
Windows 10Enterprise LTSB20152025年10月14日
Windows 10Enterprise LTSB20162026年10月13日
Windows 11Home と Pro21H22023年10月10日
Windows 11Home と Pro22H22024年10月8日
Windows 11Home と Pro23H22025年11月11日
Windows 11Home と Pro24H22026年10月13日
Windows 11Enterprise21H22024年10月8日
Windows 11Enterprise22H22025年10月14日
Windows 11Enterprise23H22026年11月10日
Windows 11Enterprise24H22027年10月12日

Access バージョン別サポート期限

バージョンサポート期限
Access 20162025年10月14日
Access 20192025年10月14日
Access 20212031年10月13日
※Access2013以前のバージョンはサポート終了済み。

SQL Server バージョン別サポート期限

バージョンメインサポート終了延長サポート終了
SQL Server 20122017年7月11日2022年7月12日
SQL Server 20142019年7月9日2024年7月9日
SQL Server 20162021年7月13日2026年7月14日
SQL Server 20172022年10月11日2027年10月12日
SQL Server 20192025年1月14日2030年1月8日

AccessからWebシステムへの移行が急務

最近では、AccessからWebシステムへの移行を希望されるお客様からのご相談が急増しています。

以下は、Webシステムへの移行によって得られる主なメリットです:

 

  • パフォーマンスの向上

    クラウドベースのWebシステムは、データ量が増えても安定したパフォーマンスを提供します。検索、レポート生成、複数ユーザーの同時アクセスにも迅速に対応します。

  • スケーラビリティ

    企業の成長に応じてシステムを柔軟に拡張できます。新しい機能の追加や他システムとの連携も容易です。

  • クラウド対応

    クラウド環境を活用することで、世界中どこからでも業務システムにアクセス可能になります。これにより、働き方改革やリモートワークの実現が促進されます。

  • セキュリティ強化

    Webシステムは最新のセキュリティ技術を採用するため、データ保護や不正アクセス防止に優れています。

AccessからWebシステムへの移行事例

Accessで作成された生産管理システムの事例では、クラッシュ頻発に加え、動作遅延が業務に深刻な影響を与えていました。
当社は、オンプレミスからクラウドへの移行を提案し、最終的に動作速度が大幅に改善されました。
Webシステムへの移行は、業務効率化や意思決定の迅速化に大きく寄与します。

このような事例が増加する中、今こそ既存システムの見直しを検討するタイミングです。
業務の多様化やセキュリティリスクに対応し、安定した未来のIT環境を一緒に作り上げましょう。

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SIA では 2003年の創業以来、多くの業種のお客様の業務システム開発に携わってまいりました。
Accessを使ったシステム開発の経験も多く、AccessのシステムとWebシステム、それぞれのメリット/デメリット、運用に関しての知見があります。
これまでのプロジェクトで培ったノウハウをベースに、お客様の状況をヒアリングさせていただいた上で、長期的な利用も考慮した最適なシステムをご提案いたします。
既存のAccessシステムの今後の運用についてお悩みの方は、SIAにご相談ください。